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2023年11月10日

初めての入院をして

生まれて初めて入院生活を体験し、医療に携わる者として決意を新たにしました。

ある日の夜中に激痛が走り救急外来を受診しました。
点滴をしてもらって何とか痛みも落ち着き、その夜は帰宅しました。

しかし、その一週間後の夜中にまた激痛に襲われました。
処方されていた痛み止めを呑んで効くのを待ちましたが、
朝になっても一向に収まらず、再び病院を受診することになりました。

待合いでも痛みはどんどん強くなり、嘔吐するまでに悪化しました。
随分と辛い待ち時間を過ごしてやっと回ってきた診察で、医師は
「痛み止めを処方しておきます」と。私は辛抱たまらず
「痛み止めの注射をしてもらえませんか」と懇願しました。すると医師は
「あ~じゃあ点滴してから帰りますか」と。

外来での点滴で一時的に痛みは軽減しましたが、
間もなく激痛と嘔吐が再び私を襲いました。
間隔を空けないと次の投薬はできないからと、
私はなんとか耐えて過ごすしかありません。
さあ時間がたって薬が呑めるからと呑んでみても
15分後には嘔吐。
そして続く嘔吐。

水分も全く摂れないとれないまま夕方になってしまいました。
「飲めないので点滴をしてもらえませんか」と私はたまらず懇願しました。
すぐに点滴を開始してもらえましたが、点滴中も嘔吐は続きました。

「このまま帰れるんだろうか。でも、できることはしてもらっているし…」と考える中、
「どうしますか?入院しますか?」と看護師の方から尋ねられました。

このまま帰ってもきっと飲まず食わずの状態が続くと考えた私は入院を選択しました。
そこから3日間、夜間の痛みに耐えながらも痛み止めの点滴を続けること3日。
「もう帰ってもいいですよ」と言われたものの、
   痛み止めを使ってなんとか耐えている状態なのに!?
   家に帰って内服で痛みが治まらなかったらどうするの?!… と混乱する自分を律し、
「内服で痛み止めが効くか確認してからでもいいですか」と返答しました。

食事も喉を通らず粥にしてもらっていたので、
普通食が食べられるようになってから帰りたいとも思い、
そこからもう2日間入院を続けました。

私自身、看護師ですから今後起こりうる可能性や経過が想像でき、
いくらかは冷静になって対処できましたが、一般に、
自宅復帰される患者さんやご家族は相当な不安を抱えてられていることでしょう。

訪問診療を提供し、在宅での療養生活を支える側の者として、
十分な傾聴と説明を尽くして、患者さんや介護をされる方々が
安心して過ごせるようサポートしたいと改めて感じたられた
貴重な体験となりました。         (の)