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2011年2月8日

Look Back Meeting

先週金曜の夜、連携病院でのミーティングに出かけてきました。
11月に病院から退院して在宅療養の末に、12月に自宅で御家族に囲まれ看取られて最期を迎えられた60代男性のケースを元に、病院医師、在宅医、病院MSW、ケアマネジャー、訪問看護ステーションなど関わった多職種のそれぞれの立場からの振り返りを行うというものでした。
病棟看護師さんにとっては、担当していた患者さんが在宅に帰ったあとどのように過ごされたのか気になると思います。こういった会で退院後の様子、在宅でどのように過ごされたのかを知ってもらえたと思いますし、また我々在宅チームにとっても入院中どのように過ごされていたのかを知る良い機会となりました。特に、入院中同じ病気の顔なじみの患者さんがひとりまたひとりと亡くなってゆくのをみて次は自分の番だ、と不安に駆られて何もできなかった様子など、在宅療養に切り替えられてから大勢の家族の中で温かく見守られた姿からは想像できなかったような様子がわかりました。
患者さんに直接は関係しないものの勉強に来られていた訪問看護やケアマネジャーの方の姿も多々見えました。今回私は初めて参加したのですが、これまでずっとこういった会を行ってきていると知り、なにか嬉しいような気持ちになりました。

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COMMENT:  ☆tarako☆   有意義なミーティングであったとお察しします。とかく病院と在宅ではいろいろな意味で隔たりがあるのが現状です。同じ方をみてるのに、それぞれがそれぞれに全く違った見方をしていることも少なくありません。それは病院医療と在宅医療の根本的な違いによるものでしょうが。でも、お互い知らない場面を情報ながら共有できたということは、今後の連携にもいい方向に働くでしょうね(^_-)
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COMMENT: ももたろ   ☆tarako☆さん、<とかく病院と在宅ではいろいろな意味で隔たりがあるのが現状です。>そうなんですよね。在宅スタッフのみならず、病院のスタッフの方々もその隔たりを埋めようと努力されていることを知って、嬉しかったですね。
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COMMENT: TK   「最期まで家で暮らしたい。」と言われる利用者さんの思いをかなえたいと思っています。ただ、そのためには、今あちこちで騒がれている?「連携」ということが重要になってきますよね。先生のおっしゃっているように、思いを共有して、みんなで心を尽くして支えられるチームができたらいいなあと、日々思っています・・・。優しく、情熱をもった在宅支援チームがつくりたいなあ。まずは、ここから!?・・・先生、ご指導くださいませ。
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COMMENT: AUTHOR: ももたろ   TKさん、コメントありがとうございます。また先日はわざわざおいで頂いてありがとうございました。連携の大切さ、難しさを日々感じております。明日12日のQOL研究会(13:00~アークホテル)では多職種間連携がテーマになっていて15分ほど話をせよとのことですので、多少考えをまとめようかと思っています。実は明日なのにバタバタして準備ができてなかったりしますが・・・)