〒700-0924
 岡山市北区大元1丁目1番29号

電話応対時間 平日 9:00~17:00

トピックス TOPICS

2012年9月15日

それぞれができることを しっかりとやる

ももたろう往診クリニックでは、岡山大学医学部から実習生を受け入れています。
実習を終えた学生さんの感想をご紹介します。

岡山大学医学部1回生 【実習期間】2012年10月 4日間

小豆島での実習の経験から往診というのはそこまでしんどい仕事ではないと思っていましたが、初日から夕方6時過ぎまでと非常に長かったように思いました。患者さん1人1人に対するケアや配慮がとてもすごかったです。自宅での診療というとのんびりと仕事をしているイメージだったのですが、緊急性は無いにしろ、一つ一つの仕事を丁寧におこなっており、それはそれで別の大変さがあると思いました。
朝からのカンファレンスでは看護師さん達と非常勤の先生とみんなで患者さんのカルテやケアマネ、他の病院からの連絡など情報のシェアがしっかりしていると思いました。往診ではやはり高齢者の患者さんを診るのがほとんどで、それにあわせて認知症の患者さんがもちろんいて、その人達に診察や診療を拒まれたり、時には暴力をふるわれたりと大変なんだと思いました。それでも先生は前向きな姿勢で診療に取り組み誕生日を迎えた方に対して花束を贈呈するなど患者さんに対する気遣いもすばらしいものだと思いました。病気だけをみるのではなく、人をしっかりとみているのだなと思いました。
在宅の現場で最善を尽くすという意味で患者さんや家族との対話を大切にし、自分から押し付けるだけの医療をしない、患者さんの納得のいく所だけするというのは理想の医師像ではないかと思いました。また、患者さんの遺族の心のケアにも重点が置かれていて、亡くなった患者さんの遺族と直接会って話をして少しでもケアをしていく姿勢は他にはないと思います。他の某病院では緩和ケアでの遺族の精神的なケアで手紙を送るのを自慢げに話していましたが、手紙よりも前者のほうが直接的でかつ双方向であるという点では良いのではないかと思います。それでも先生のそれぞれが出来る事をしっかりとやっていけばいいという言葉にはどの医療機関にも貴賤の差はないという、良いところと悪いところがあるのだなという事を示唆しているのだと思いました。