ももたろう往診クリニックでは、現役医師、看護師、療法士、各種福祉士などの医療/福祉関係従事者の他、様々な見学者を受け入れています。
見学後にいただいた感想をご紹介します。
病院看護師 【見学期間】2016年10月 1日間
三日間の研修大変お世話になりありがとうございました。入院や外来受診をしなければカニューレ交換や腹水穿刺・PEG交換も出来ないと思っていましたが、小森先生に「出張外来」みたいな感じだからできるのだと教えて頂きとても驚きました。病棟勤務時に腹水穿刺が定期的に必要な患者様が在宅へ帰りたいと言われた時に在宅でも可能だという助言が出来ず入退院を繰り返していたこともあったので今後、そのようなケースがあった時には選択肢の一つとして提示できるような関わりを持ちたいと思います。患者・家族が在宅で最後を迎えたい、在宅で療養がしたいという意思表示があった時には今回の学びも含めて支援を行っていきたいと思います。
病院側の準備として本人・家族の意向をお聞きする。現状の病状・予後が説明されていない場合には主治医へ話を持っていく。介護申請が入院時に出来ていなければ長期になりそうな場合は特に入院中に申請を受ける等、教えて頂いた事を確認していこうと思います。
また、家族が介護される場合には退院時指導を在宅で使用するものでおこなっていけたらと思います。そして、病院でしている事を勧めるのではなく在宅は在宅で行うであろう方法で指導が入院中でもおこなえたら痛感したので、広めていけたらと思います。
経済的負担も重要になってくるので、何か購入して頂く場合があっても、退院後にお世話になる訪問診療先・訪問看護先に相談させて頂き必要最小限の負担で済む様に連携をとれたら良いのではないかと考えました。
これから訪問看護の出向が終わり病院に戻った際には、在宅用のサマリーなどの再検討を行い詳しい情報が確実に伝えれるように出来たらと思っています。
この度は、本当にありがとうございました。