春になると皮膚の表面血流量が増え、交感神経系が活発になり、日中の活動量が増えます。その結果、疲労感やだるさが出やすく、昼間も眠気に襲われることが増えるようです。また、春は生活環境にもいろいろ変化がある時期なので、寝つきが悪くなったり、熟睡できないことも。 睡眠時間の短い有名人というと19世紀のフランスの皇帝、ナポレオン。
現在、理想的な成人の睡眠時間は7時間といわれていますが、ナポレオンはわずか3時間に抑え、活動時間を増やしていたそうです。 残された記録によると、ナポレオンは会議中、馬での移動中など、とてもこまめに睡眠をとっていたそう。つまり、まとまった睡眠時間が3時間だったということです。このように長い睡眠時間をとらずに、短い睡眠をこまめにとる人は「ショートスリーパー」と呼ばれ、現代の日本にもそういった睡眠習慣を持つ人が結構いるそうです。体調管理のためにも夜はしっかり眠って規則正しい生活リズムをつくることが大切ですね。