ももたろう往診クリニックでは、現役医師、看護師、療法士、各種福祉士などの医療/福祉関係従事者の他、様々な見学者を受け入れています。
見学後にいただいた感想をご紹介します。
医師(内科) 【見学期間】2014年9月 1日間
見学に際し、ご配慮頂きました小森先生はじめ、クリニックのスタッフの方々、有難うございました。今回の見学で感じたことをいくつかお伝えしたいと思います。
「良い意味での非効率」
これまでの自分の診療を振り返ると、忙しいことを理由に効率を優先してしまうことがしばしばありました。そうしなければ、うまく機能しないという現実の問題もあるのですが、あまり好ましくない状態だと感じていることの一つです。今回の見学で感じたのは、何が重要で、何を優先すべきか、医療従事者の都合ではなく、医療を必要としている方のことをきちんと考えること、そんな当たり前のことを日々行っていくことが大切だということです。
「間合い」
それぞれの診療現場に独特の間合いがあると思います。今回は、小森先生の在宅診療での間合いを少し感じることが出来ました。これは、本で読んで出来ることでは無く、一度見たから出来るといったことでもありません。自分で経験を積んで、自分や相手のスタイルに合う間合いをはかれるようになっていきたいと思います。
「みんな、けっこう熱いかも・・・」
診療現場や、診療後の意見交換の場で感じた事です。松岡修造さんのような熱さではなく、なんかじんわりと感じる熱さとでも言うのでしょうか。
先輩方や、スタッフの方のお話を聞いていると、「ヤル気無しモード」で停滞している自分も、少し気分をあげて、何かにチャレンジしてみようという気になりました。
何年か先に、「あら、自分も熱く語ってる」なんてことになれるように、少しずつ進んでいきたいと思います。
最後に、見学を快く受けて下さった患者様、ご家族の皆様にもよろしくお伝えください。