自宅で看取るために大切なこと
「最期を迎える場所」として75歳以上の60%近い人が「自宅」をご希望されます。“終末期”最期の時間を病院や施設ではなく、住み慣れた自分の家で過ごしたいと思われる方は多くいらっしゃいます。残りの余命を少しでも心穏やかに過ごしていただけるよう、終末期医療(ターミナルケア)を行い、痛みや不安、ストレスを緩和しながら患者様が自分らしい生活を送っていただける環境を作っていくことが大切です。
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01
ご本人とご家族に「最期の時間を自宅で過ごしたい」という
意思があること -
02
訪問医療、訪問看護などの医療チームの体制が整えること
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03
ご家族や介護サービスによる介護体制が整っていること
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04
24時間体制で医療・介護を行える環境であること
自宅での看取り
ケアマネジャー・
在宅医を探す
看取りチームを
編成する
過ごしやすい
環境をつくる
心構えを持つ
最期を迎えたときは・・・
患者様が最期を迎えた時の連絡手段や方法については、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
異常がない限り、担当の在宅医が死亡診断書の交付を行うことが可能です。
また、看取りを行う上で葬儀のことを事前に考えておくことも非常に大切です。
事前準備として、葬儀のことを考えるのはつらいことですが、葬儀を終えるまでが看取りであるということを受け止めていただいた上で、看取り準備を進めていただければと思います。