2週間ほど前のことになりますが、・・・・久々にクソまみれの診療になりました。
独居の80歳代男性が認知症で自立した生活ができなくなり娘さんが自宅に引き取ってみているかたですが、歩くのも伝い歩き、よろけそうで、今回で3回目の診療でしたが、訪問するといつも布団に座っています。介護保険申請もなにもできてなくて、先日主治医意見書を用意したところでした。
便が出ずウンウンうなっていたとのことで、夜もそのためか眠れない様子。早く訪問看護にはいってもらって定期的に排便のコントロールをお願いしたいところです。診療時間も押していてあまり時間がなかったのですが、そのままにすると1週間放置になってしまいます。仕方なく浣腸することにして、ナースMEGUMIにお願ーい♪
手袋をしたナースMEGUMIが指をオシリに突っ込んだとたん、「これ大変ですよ・・・」直腸内に便塊が沢山あるらしく、なかなか出てこない。
指一本で頑張ってくれるのだけれどなかなからちがあかず、ええい、ちょっと替わってみんかい、と選手交代したのが運の尽き。遠慮のない私は指2本で掻き出すことも厭わず、結局出るわ出るわで、全部あわせると大きな八朔みかん１つ分くらいが出てきました。手袋1枚では間に合わず、手首やら腕やらにウンの付きになってしまいました。
ん～、やっぱ、あれじゃあ自力では出せないわな。帰りの車の中でナースMEGUMIが　手袋してたのにニオイがとれないとしきりに言うので、どれどれ、ん？・・・・・
確かに。手袋を越えて染みついた便臭が・・・・毎週のように便と格闘している訪問看護の皆様、重ね重ね、ご苦労様です　m(_ _)m　　ﾊｲ・・・