患者様・ご家族の皆様へ
訪問診療とは?
ご自宅からの通院が難しい方や施設に入居されている方々が、自宅・施設に居ながら診察・治療を受けることができることをいいます。月に2回程度を目安に定期訪問を行い、患者様の健康管理や緩和ケアを行っていきます。
緊急時には365日24時間対応の出来る体制を整えており、患者様が安心して在宅で療養を継続できるよう、地域の医療機関との連携や訪問看護師やケアマネージャー、管理栄養士など多職種間の情報共有も徹底しています。
01
医師が定期的に
ご自宅を訪問します
02
急時には、
24時間365日
対応可能です
03
地域の医療機関と
連携・情報共有
当てはまる場合は
訪問診療をご検討ください
患者様ご本人
- 体調が悪いが、どこに連絡したらいいかわからない
- 病院に行くのが苦手
- 認知症が進行し、自宅での生活が難しくなってきている
- いろいろな病院に通っているため、家に薬がたくさんある
ご家族
- 認知症が進んでいるため、一人で病院に行かせるのが心配
- 夜間の体調の急変が心配
- 遠方にいるため、状況の把握がじずらい
- 自宅にて治療、サポートを受けることができる
- 様々な理由で通院が困難な場合も、外来に行く必要がない
- 周りの目を気にせず、自分のペースで医師に相談ができる
- 病院が苦手で通院が苦痛な方も、自宅に来てもらえるため
気持ちが楽になる - 自宅で寝たきりの場合でも、外来と同じ診療が
受けられる 等
自宅での看取り支援とは?
自宅で看取るために大切なこと
「最期を迎える場所」として75歳以上の60%近い人が「自宅」をご希望されます。“終末期”最期の時間を病院や施設ではなく、住み慣れた自分の家で過ごしたいと思われる方は多くいらっしゃいます。残りの余命を少しでも心穏やかに過ごしていただけるよう、終末期医療(ターミナルケア)を行い、痛みや不安、ストレスを緩和しながら患者様が自分らしい生活を送っていただける環境を作っていくことが大切です。
-
01
ご本人とご家族に「最期の時間を自宅で過ごしたい」という
意思があること -
02
訪問医療、訪問看護などの医療チームの体制が整えること
-
03
ご家族や介護サービスによる介護体制が整っていること
-
04
24時間体制で医療・介護を行える環境であること
ケアマネジャー・
在宅医を探す
看取りチームを
編成する
過ごしやすい
環境をつくる
心構えを持つ
最期を迎えたときは・・・
患者様が最期を迎えた時の連絡手段や方法については、事前にしっかりと確認しておくようにしましょう。
異常がない限り、担当の在宅医が死亡診断書の交付を行うことが可能です。
また、看取りを行う上で葬儀のことを事前に考えておくことも非常に大切です。
事前準備として、葬儀のことを考えるのはつらいことですが、葬儀を終えるまでが看取りであるということを受け止めていただいた上で、看取り準備を進めていただければと思います。
患者様・ご家族のお声
当院では、患者様の声を聞かせていただき、
今後の診療改善や在宅診療の更なる普及につなげています。